【H30北局災関地第1号梶ケ原地区治山工事】

発注者:大分県北部振興局
工期:平成30年4月25日-平成30年9月28日
施工場所:大分県中津市耶馬溪町大字金吉字梶ケ原

災害発生直後

 

 

 

 

 

 

 

 

完成写真

 

 

 

 

 

 

 

空撮した完成写真

 

 

 

 

 

 

本工事は、平成30年4月11日に発生した中津市耶馬溪町金吉地区土砂崩れの応急処置工事です。

工事場所は耶馬日田英彦山国定公園の中に位置しており、普段は風光明媚な
奇岩や田園の広がる集落でしたが、突如裏山が、巨岩を含む土砂の崩壊により
家屋が呑込まれ、金吉川が堰き止められました。。

工事は現場の状況に合わせて計画し、本復旧までの間2次災害防止を目的とした
応急処置工事なので、施工しながらの変更も度々でした。また梅雨の雨で
施工した崩落防止用の特殊モルタル吹付が崩れたり、完成した防護柵も土砂の崩落で壊れたりしました。

その為、何度も施工を繰り返し法面の安定確保に努めました。
発生当初よりテレビ・新聞等で大きく取り上げられた現場でもあり、事故等
の無いように細心の注意を払いました。発注の県や地元の理解もあり
本復旧までの段取りを、無事故で無事に整えることができました。